日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き(2021年4月27日)

2021年4月27日

・本日の日銀金融政策決定会合は政策金利は予想通りの現状維持で、ドル円は明後日の早朝にFOMCが控えていることもあって大きな動きはありませんでした。

 

日銀金融政策決定会合の結果
12:03 現状維持

 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・欧州時間序盤は107.64-85で下値を試す展開でしたが、米10年債利回りが1.59%台まで上昇したことで20:40から急伸して21:20には108.15まで上昇しました。
そこからは107.89まで押し戻されましたが、ロンドンフィキシングに絡んだ円売り・ドル買いで00:00に向けて急伸して00:10には108.19まで急伸し、その後は108.10-20での揉み合いが続いて108.09でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.10-20で揉み合った後10:10から上げ出して11:40には108.38まで上昇しましたが、12:03の日銀金融政策決定会合の時は108.34でした。
発表後はジリ下げが続いて108.21で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:30時点)
・欧州時間はユーロ売りの流れとなり16:00の1.2092から22:50の1.2060までジリ下げが続き、NYタイムに入ると反転して03:50の1.2093までジリ上げが続き、1.2092でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとドル買いの流れとなったためジリ下げが続いて11:55には1.2065まで下落しました。
その後は小幅戻して1.2080で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
・大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  33,981.57(-61.93)
NASDAQ  14,138.77(+121.98)
・昨日のダウは朝方は強い企業決算や回復期待で上昇しましたが、ディーズ国家経済会議(NEC)委員長が所得100万ドルを超える納税者に対するキャピタルゲイン課税を週内に提案する可能性を示唆したことで下落に転じて$61安で引けました。
一方ナスは主力ハイテク株には業績期待の買いにより過去最高値を更新して0.87%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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