米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2021年2月6日)

 

 

2021年2月6日

 1月米・雇用統計は非農業雇用者数が予想の5.0万人増に近い4.9万人増、失業率は予想の6.7%より改善した6.3%でした。
数日前に発表されていた1月ADP全米雇用報告や前週分の米新規失業保険申請件数が好結果だったため数日前から雇用統計への期待値が高まってドルが買われていましたが、発表後からはその期待が剝がれる形でドルは売られました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計後からドル売りの流れとなり上昇基調がNYタイムに入ってからも続き、22:30の0.7608から06:50には0.7678まで上げ続け、0.7676でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は雇用統計発表直後は80.39-51で小幅に振った後、ドル売りの流れによる豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて22:30の80.44から06:50の80.91まで上昇が続いて80.90でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは雇用統計発表直後は1.0628-41で小幅に振った後、00:20には1.0623まで下落し、その後再び上げ出して06:50には1.0655まで上昇し、1.0653でNYクローズとなりました。

・ドル円は欧州時間に入ると米上院が新型コロナウイルス救済法案(1.9兆ドル)のコロナ対策案の承認が可能になる予算決議案を可決したとの報道を受けて円売りの流れとなり22:20には105.76まで上昇しました。
22:30の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比4.9万人増とほぼ予想通りの結果でしたが、2日前に発表された1月ADP全米雇用報告や前週分の米新規失業保険申請件数が好結果だったことから期待が高まっていただけに失望売りが出てドル売りの流れとなり02:50には105.34まで下落し、105.38でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2021年2月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は0.7600-25で上下し、22:30の米・雇用統計の時は0.7608でした。
雇用統計後からドル売りの流れとなり上昇基調がNYタイムに入ってからも続き、22:30の0.7608から06:50には0.7678まで上げ続け、0.7676でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間はジリジリとした上げとなり16:00の80.21から19:40には80.40まで上昇し、22:30は80.44でした。
発表直後は80.39-51で小幅に振った後、ドル売りの流れによる豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて22:30の80.44から06:50の80.91まで上昇が続いて80.90でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間に入ると上げ出して16:00の1.0619から20:10に1.0647まで上昇した後は押し戻され、22:30は1.0628-41で小幅に振った後、00:20には1.0623まで下落しました。
その後は再び上げ出して06:50には1.0655まで上昇し、1.0653でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間に入ると16:00の105.49から17:50に105.33まで下落しましたが、そこから反転し、更に米上院が新型コロナウイルス救済法案(1.9兆ドル)のコロナ対策案の承認が可能になる予算決議案を可決したとの報道を受けて円売りの流れとなり22:20には105.76まで上昇しました。
22:30の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比4.9万人増とほぼ予想通りの結果でしたが、2日前に発表された1月ADP全米雇用報告や前週分の米新規失業保険申請件数が好結果だったことから期待が高まっていただけに失望売りが出てドル売りの流れとなり02:50には105.34まで下落し、105.38でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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