米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2020年9月5日)

 

 

2020年9月5日

 8月雇用統計は非農業雇用者数が予想の140.0万人増を若干下回る137.1万人増でしたが、失業率は予想の9.8%を大きく改善した8.4%、また平均時給は前月比・前年同月比共に予想を上回る結果となりました。
一昨日にハイテク株の急激な売りによってナスダック(-598ポイント安)やダウ(-807ドル安)が大幅に下落したことで東京・欧州時間はリバウンドの動きがみられましたが、NYタイムに入った途端に再びハイテク売りの流れとなりました。
売り一巡後は戻り基調となり下げ幅を縮めて引けました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.7265-79で小幅に振った後はドル買いの流れとなったため下げが続いて23:35には0.7221まで下落し、そこからは逆にドル売りの流れとなり上昇基調が続いて04:45には0.7297まで上昇し、0.7284でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に77.23-34で小幅に振った後はドル買いの流れで豪ドル・ドルの下落に引っ張られて23:35には76.77まで下落し、そこからは逆にドル売りの流れで豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて04:45には77.52まで上昇し、77.39でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0816-32で小幅に振った後は1.0815-45で方向感のない上下がひたすら続いて、1.0834でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後に106.22から106.42まで急伸し、そこから更に上げて23:05には106.50まで上昇しました。
しかしNY株が急落したためリスク回避の円買いの流れとなり03:40の106.17まで下落基調が続き、106.23でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2020年9月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2020年9月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは06:00時点)
・欧州時間序盤は16:00の0.7259から19:10に0.7295まで上昇した後はジリ下げとなり、21:30の米・雇用統計の時は0.7272でした。
発表直後に0.7265-79で小幅に振った後はドル買いの流れとなったため下げが続いて23:35には0.7221まで下落しました。
しかしそこからは逆にドル売りの流れとなり上昇基調が続いて04:45には0.7297まで上昇し、0.7284でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

 

豪ドル-円(チャートは06:00時点)
・欧州時間序盤は16:00の77.05から19:10に77.47まで上昇した後は77.20-45で上下し、21:30は77.23でした。
発表直後に77.23-34で小幅に振った後はドル買いの流れで豪ドル・ドルの下落に引っ張られて23:35には76.77まで下落しました。
しかしそこからは逆にドル売りの流れで豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて04:45には77.52まで上昇し、77.39でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

 

豪ドル-NZドル(チャートは06:00時点)
・欧州時間序盤は17:15の1.0850からジリジリと下げて21:30は1.0820でした。
発表直後に1.0816-32で小幅に振った後は1.0815-45で方向感のない上下がひたすら続いて、1.0834でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

 

ドル円(チャートは06:00時点)
・欧州時間は106.10-25での小動きが続き、21:30の雇用統計の時は106.22でした。
発表直後に106.22から106.42まで急伸し、そこから更に上げて23:05には106.50まで上昇しました。
しかしNY株が急落したためリスク回避の円買いの流れとなり03:40の106.17まで下落基調が続き、106.23でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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