2020年7月3日
米・6月雇用統計で非農業部門雇用者数は予想の300.0万人増を上回る480.0万人増、失業率も予想の12.3%より改善した11.1%となりました。
良好な結果だったため発表後はドル高、株高、債券安になりましたが、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒からそれぞれが上昇幅を縮めました。
またNY債券市場は米独立記念日の振替休日を控えて短縮取引でした。
・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.6919-37で小幅に振った後23：05に0.6951まで上昇しましたが、ドル買いの流れとなったため押し戻されて00：10には0.6900まで下落し、その後はNY債券市場が短縮取引だったため動きが乏しくなり0.6915-30での小動きが続いて、0.6925でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に74.33から74.60まで上昇し、23：00には74.70まで上昇しました。
しかしその後ドル買いの流れとなり豪ドル・ドルの下落に引っ張られて00：10には74.23まで下落し、その後は小幅戻して74.40-50での小動きが続いて、74.45でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0606-22で小幅に振った後、上げ出して23：20に1.0636まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて00：10には1.0609まで下落し、その後は1.0620-35での小動きが続いて、1.0633でNYクローズとなりました。
・ドル円は雇用統計発表直後は107.43-55で小幅に振っただけでしたが、21：55から上げ出して22：05には107.72まで上昇しました。
しかしすぐに押し戻されて23：05には107.44まで下落して雇用統計統計の上昇分を打ち消し、その後は債券市場が短縮取引だったこともあり107.50-60での小動きが続いて107.49でNYクローズとなりました。
★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細（2020年7月3日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）
★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き（2020年7月3日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）
豪ドル－ドル（チャートは06:00時点）
・欧州時間序盤は0.6915-35での小動きが続き、21：30の米・雇用統計の時は0.6922でした。
発表直後に0.6919-37で小幅に振った後23：05に0.6951まで上昇しました。
しかしすぐにドル買いの流れとなったため押し戻されて00：10には0.6900まで下落し、その後は米独立記念日の振替休日を控えてNY債券市場が短縮取引だったため動きが乏しくなり0.6915-30での小動きが続いて、0.6925でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・ドル－5分足 右：豪ドル・ドル－1時間足
左：豪ドル・ドル－日足
豪ドル－円（チャートは06:00時点）
・欧州時間序盤は74.40近辺での小動きが続き、21：30は74.35でした。
発表直後に74.33-74.60まで上昇し、23：00には74.70まで上昇しました。
その後ドル買いの流れとなり豪ドル・ドルの下落に引っ張られて00：10には74.23まで下落し、その後は小幅戻して74.40-50での小動きが続いて、74.45でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・円－5分足 右：豪ドル・円－1時間足
左：豪ドル・円－日足
豪ドル－NZドル（チャートは06:00時点）
・欧州時間序盤は下落基調となり17：15の1.0644から20：30には1.0600まで下落し、21：30は1.0622でした。
発表直後に1.0606-22で小幅に振った後、上げ出して23：20に1.0636まで上昇しました。
そこからは押し戻されて00：10には1.0609まで下落し、その後は1.0620-35での小動きが続いて、1.0633でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・NZドル－5分足 右：豪ドル・NZドル－1時間足
左：豪ドル・NZドル－日足
ドル円（チャートは06:00時点）
・ドル円は欧州時間序盤は107.35-55で上下し、21：30の雇用統計の時は107.45でした。
発表直後は107.43-55で小幅に振っただけでしたが、21：55から上げ出して22：05には107.72まで上昇しました。
しかしすぐに押し戻されて23：05には107.44まで下落して雇用統計統計の上昇分を打ち消し、その後は債券市場が短縮取引だったこともあり107.50-60での小動きが続き、05：20から小幅押し戻されて107.49でNYクローズとなりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
