米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2019年10月5日)

 

 

2019年10月5日

 9月の米・雇用統計は非農業部門雇用者数は予想の14.5万人を下回る13.6万人でしたが、失業率が49年9カ月ぶりの3.5%まで低下したことで、直近にISMなどの低調な経済指標を受けて強まっていた景気急減速への懸念が後退したため買戻しと合わせて買いが強まり、ダウ・ナス共に大幅高となりました。
一方米利下げ期待も根強かったため米10年債利回りが低下し、ドル円は発表直後に急伸したものの押し戻されました

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.6743-66で小幅に上下し、その後はジリジリとした上げが続いて03:30に0.6773まで上昇し、0.6765でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は発表直後に72.09-26で小幅に上下し、その後ドル円の上昇に引っ張られて23:00に72.45まで上昇しましたが、ドル円が押し戻されたことで00:00に72.21まで下落し、その後は72.30-40での小動きが続き、72.33でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは発表直後に1.0640-89で上下した後、しばらく1.0680-90での揉み合いが続き、00:00から一段高となって03:50には1.0718まで上昇し、1.0711でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後に106.75から106.54まで下落しましたが、すぐに切り返すと21:50には107.13まで急伸しました。
しかし米10年債利回りが低下してドルが売られため押し戻され、00:00以降は106.90近辺での小動きが続き、106.91でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2019年10月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2019年10月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.6750-65での小動きが続き、21:30の米・雇用統計の時は0.6756でした。
発表直後に0.6743-66で小幅に上下し、その後はジリジリとした上げが続いて03:30に0.6773まで上昇し、0.6765でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は72.10近辺での小動きが続き、21:30は72.13でした。
発表直後に72.09-26で小幅に上下し、その後ドル円の上昇に引っ張られて23:00に72.45まで上昇しました。
しかしドル円が押し戻されたことで00:00に72.21まで下落し、その後は72.30-40での小動きが続き、72.33でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0670-90で上下し、21:30は1.0658でした。
発表直後に1.0640-89で上下した後、しばらく1.0680-90での揉み合いが続き、00:00から一段高となって03:50には1.0718まで上昇し、1.0711でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤はジリジリとした下げとなり16:00の106.80から20:20に106.64まで下落し、21:30の雇用統計の時は106.75でした。
発表直後に106.75から106.54まで下落しましたが、すぐに切り返すと21:50には107.13まで急伸しました。
しかし米景気の先行き不透明感や年内の利下げ期待を背景に買われて米10年債利回りが低下してドルが売られため押し戻され、00:00以降は106.90近辺での小動きが続き、106.91でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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