オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2018年9月13日)

2018年9月13日

 本日10:30にオーストラリアの8月雇用統計の発表があり、新規雇用者数が予想の1.50万人増に対して4.40万人増と大幅に増加したため直後に豪ドルが買われましたが、すぐに押し戻されて上昇分が行って来いとなり、その後は方向感のない上下が続いて15時となりました。

 

結果
10:30 8月新規雇用者数 予想:+1.50万人 結果:+4.40万人 (前回:+0.39万人 修正値:+0.43万人)
10:30 8月失業率 予想:5.3% 結果:5.3% (前回:5.3%)

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は0.7110-25で小動きが続いていましたが、00:10にトランプ政権が中国と貿易問題について閣僚協議の再開を打診したとの報道で豪ドルが買われて0.7131から0.7179まで急伸しました。
その後は0.7170近辺での小動きが続いて0.7170でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7170近辺での小動きが続いて10:30の豪・雇用統計の時は0.7172でした。
発表直後に0.7172から0.7198まで26pips急伸しましたが、すぐに押し戻されて11:05には0.7177まで下落して雇用統計の上昇分が行って来いとなりました。
その後はジリジリと上げて13:05に0.7193まで上昇した後は逆にジリジリした下げが続いて0.7178で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は79.20-40で小動きが続いていましたが、00:10にトランプ政権が中国と貿易問題について閣僚協議の再開を打診したとの報道で豪ドル買いと円売りの流れとなったため79.36から79.99まで急伸しました。
その後は小幅押し戻されて79.80近辺での小動きが続いて、79.78でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると79.70-80で小動きの後、9:00から上げ出して10:30は79.96でした。
発表直後に79.96から80.21まで27pips急伸しましたが、すぐに反転して11:05には79.92まで下落して上昇分が行って来いとなりました。
その後はジリジリとした上げが続いて13:10に80.16まで上昇した後は逆にジリジリとした下げが続いて80.00で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は1.0900-20での小動きが続いていましたが、00:10にトランプ政権が中国と貿易問題について閣僚協議の再開を打診したとの報道で豪ドル買いの流れとなり1.0908から1.0937まで急伸し、その後は1.0920-35での小動きが続き、1.0928でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0915-30での小動きが続いて10:30は1.0937でした。
発表直後に1.0937から1.0967まで30pips急伸しましたが、そこからは押し戻されて11:50には1.0950まで下落しました。
その後は1.0960近辺での小動きが続いて、1.0949で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は111.50近辺で小動きでしたが、21:30から下げ出して23:10には111.21まで下落しました。
00:10にトランプ政権が中国と貿易問題について閣僚協議の再開を打診したとの報道で111.27から111.46まで急伸しましたが、すぐに押し戻され、NY株が軟化すると下げ幅を広げて02:40には111.10まで下落しました。
その後は戻して111.25でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.20近辺で小動きでしたが、9:00から日経が急伸したため円売りとなり9:50には111.42まで上昇しました。
そこから一旦押し戻されて11:20に111.32まで下げましたが、再びジリジリと上げ出して14:50には111.47まで上昇し、111.43で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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