日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き(2018年4月27日)

2018年4月9日

・本日12:03に発表された日銀金融政策決定会合は予想通り現状維持でした。
また、展望リポートで2%の物価上昇目標の実現時期に関し、これまでの「2019年度ごろ」との記述を削除しました。
発表後に大きな動きはなく109.20近辺でのこう着が続いて、109.24で15時となりました。
 また11年ぶりに韓国と北朝鮮の南北首脳会談が開催されましたが反応はほとんどありませんでした。

 

日銀金融政策決定会合の結果
12:03 現状維持

 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は米10年債利回りが低下基調だったためジリ下げとなり16:00の109.29から22:20には109.06まで下落しました。
しかしNYタイムに入ると株式市場が堅調だったことで上昇して109.20-40での上下が続き、109.30でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとしばらく109.20-35での小動きが続き、11:00から小幅下げて109.15-25での小動きが続きました。
12:03に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表がありましたが大きな反応はなく109.20近辺でのこう着となり、14:10に109.32まで上昇する場面がありましたが伸びはなく、109.24で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:30時点)
・ECB理事会とドラギECB総裁会見を控えて欧州時間序盤は1.2150-90で上下し、20:45に0.00%で据え置きの発表後1.2160近辺で揉み合っていました。
21:30から始まったドラギECB総裁会見で「堅調で幅広い成長が続くと予想」「ECBのインフレに対する自信は変わっていない」などの内容が伝わるとユーロ買いとなって21:55には1.2209まで急伸しました。
その後1.2180-1.2205で揉み合っていましたが、今回のECB理事会で先行きの政策変更について議論しなかったことが明らかとなって緩和策の変更が7月会合に後ずれする可能性が高まったとの見方が強まったため一転してユーロ売りの流れとなり、22:55から早いペースで下げ出して00:45には1.2097まで大幅下落となりました。
そこから一旦リバって02:00に1.2129まで戻しましたが、再び売られて1.2102でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.2095-1.1115での小動きがひたすら続いて、1.2106で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,322.34(+238.51)
NASDAQ     7,118.68(+114.94)
・昨日のNY株は好決算だったフェイスブックが大幅高になったことやAMD、クアルコムも良好な決算だったことでIT・ハイテクセクターが買われて終日堅調な展開となり、ダウは$238高、ナスは1.64%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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