米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2017年8月5日)

 

2017年8月5日

 7月の米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の18.3万人増を上回る20.9万人増、失業率・平均時給は予想と同じ結果を受けてドル買い・債券売りの流れとなりました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計後からドル買いの流れを受けて下落が続き、21:30の0.7962から23:10には0.7890まで下落し、その後は戻して0.7928でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は発表後からのドル買いの流れで豪ドル・ドルの下落とドル円の上昇の中、発表直後はドル円の上昇に引っ張られて21:30の87.65から87.95まで急伸しましたが、すぐに押し戻されて豪ドル・ドルの下落に引っ張られて23:15には87.51まで下落し、その後は小幅戻して87.67でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは発表後から小幅下落して21:30の1.0677から1.0663まで下落しましたが、その後は戻して1.0689でNYクローズとなりました。

・ドル円は発表直後に110.03から110.73まで急伸し、更にドル買いの流れに乗って23:30には111.04まで上昇しました。が、その後は押し戻されて110.66でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2017年8月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2017年8月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7960-80での小動きとなり、21:30の米・雇用統計の時は0.7962でした。
発表直後に0.7962から0.7926まで急落し、更にドル買いの流れとなったため23:10には0.7890まで下落しました。
その後は戻して0.7920近辺での小動きとなり、04:00から更に小幅上げて04:40には0.7932まで上昇して0.7928でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は87.70近辺での小動きが続いて、21:30は87.65でした。
発表直後に87.65から87.95まで急伸しましたがすぐに押し戻されて行って来いとなり、ドル円は上昇していたものの豪ドル・ドルの下落に引っ張られて23:15には87.51まで下落しました。
その後は戻して87.70-80での小動きがひたすら続いて、87.67でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はジリ下げが続いて16:00の1.0712から20:30には1.0686まで下落し、21:30は1.0677でした。
発表直後に1.0673-97で小幅振れた後は下げ出して23:10には1.0663まで下落しました。
その後は戻して1.0680近辺でのこう着が続き、1.0689でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・ドル円は欧州時間序盤は110.00-15での小動きが続いて、21:30の雇用統計の時は110.03でした。
発表直後に110.03から110.73まで急伸し、その後も利回りの上昇でドル買いの流れとなり、またNY株も堅調なスタートとなったため23:30には111.04まで上昇しました。
しかしその後はじりじりと押し戻されて04:40には110.58まで下落し、110.66でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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