米雇用統計発表後の豪ドルの動き（2017年7月8日）

2017年7月8日

　6月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想+17.8万人増から結果+22.2万人増で予想を上回りましたが、失業率は予想4.3%で結果4.4%、平均時給が+0.3%から+0.2%へと予想を下回る結果となりました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表後に0.7599から0.7622まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて21：55には0.7591まで下落し、その後は動きが乏しくなり0.7590-0.7605での小動きがひたすら続いて、0.7601でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は発表直後に86.36から86.30まで下げた後は反転して86.54まで上昇し、その後は豪ドルの動きが小さかったためドル円の動きに引っ張られる展開となり、01：15の86.76までジリ上げが続いた後、逆にジリ下げとなって04：50には86.55まで下落し、86.59でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは21：30は1.0421で、発表後から上昇基調となって21：10の1.0457まで上げ続けました。
その後は押し戻されて1.0440近辺でのこう着が続いて1.0439でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計の時は113.62で、発表直後の動きは小さめで113.50まで下げた後すぐに反転して113.75-95での揉み合いとなりました。
00：00から再び上げ出して114円台に乗せて00：40には114.17まで上昇しましたが、その後はジリジリと押し戻されて113.90でNYクローズとなりました。

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細（2017年7月8日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き（2017年7月8日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

豪ドル－ドル（チャートは6：00時点）
・欧州時間序盤は0.7590-0.7600での小動きが続き、21：30の米・雇用統計の時は0.7599でした。
発表直後に0.7599から0.7583まで下げた後は急伸して0.7622まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて21：55には0.7591まで下落しました。
その後は0.7590-0.7605での小動きがひたすら続いて、0.7601でNYクローズとなりました。

左：豪ドル・ドル－5分足　右：豪ドル・ドル－1時間足
　

左：豪ドル・ドル－日足

豪ドル－円（チャートは6：00時点）
・欧州時間序盤は86.30-45での小動きが続き、20：50から小幅上げて86.49まで上昇して21：30は86.36でした。
発表直後に86.36から86.30まで下げた後は反転して86.54まで上昇し、その後はドル円の上昇に引っ張られて01：15の86.76までジリ上げが続きました。
そこからはドル円が下げとなったため豪ドル・円も下げ出して04：50には86.55まで下落し、86.59でNYクローズとなりました。

左：豪ドル・円－5分足　右：豪ドル・円－1時間足
　

左：豪ドル・円－日足

豪ドル－NZドル（チャートは6：00時点）
・欧州時間序盤は1.0420-35での小動きとなり、21：30は1.0421でした。
発表直後に1.0415まで下げましたが、すぐに反転してからは上昇基調となって21：10の1.0457まで上げ続けました。
そこからは押し戻されて01：10に1.0438まで下落し、その後は1.0440近辺でのこう着がひたすら続いて1.0439でNYクローズとなりました。

左：豪ドル・NZドル－5分足　右：豪ドル・NZドル－1時間足
　

左：豪ドル・NZドル－日足

ドル円（チャートは6：00時点）
・ドル円は欧州時間序盤は113.60-85で上下したあと113.70近辺で小動きとなって21：30の雇用統計の時は113.62でした。
発表直後に113.50まで下げましたがすぐに反転して22：05には113.95まで上昇し、113.75-95での揉み合いとなりました。
00：00から再び上げ出して00：40には114.17まで上昇しましたが、その後はジリジリと押し戻される展開が続いて04：50には113.86まで下落し、113.90でNYクローズとなりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　