豪・CPI発表後の豪ドルの動き(2017年1月25日)

2017年1月25日

 本日9:30にオーストラリアの10-12月CPIの発表があり、前期比・前年比共に予想を下回る結果だったため豪ドルは発表直後に急落した後も売られ、その後は戻りが鈍い展開が15時まで続きました。

 

結果
09:30 豪・第4四半期CPI [前期比] 予想:+0.7% 結果:+0.5% (前回:+0.7%)
09:30 豪・第4四半期CPI [前年比] 予想:+1.6% 結果:+1.5% (前回:+1.3%)
09:30 豪・第4四半期刈り込み平均CPI [前期比] 予想:+0.5% 結果:+0.4% (前回:+0.4%)
09:30 豪・第4四半期刈り込み平均CPI [前年比] 予想:+1.7% 結果:+1.6% (前回:+1.7%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は0.7550-70で小動きでしたが、20:50から上げ出して00:00には0.7603を付けました。
その後は小幅押し戻されて0.7575-95での小動きとなり0.7578でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.7580近辺でこう着地なり、8:50から小幅上げて9:30の豪・CPIの時は0.7589でした。
発表直後に0.7589から0.7545まで44pips急落し、更に下げが続いて10:20には0.7533まで下落しました。
その後は0.7535-50での小動きとなって、0.7535で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間はジリ上げが続いて16:00の85.57から00:20の86.05まで上昇し、86.00近辺でしばらく揉み合った後01:40からドル円の上昇に引っ張られて03:50の86.31まで上昇しました。
その後は86.20-30での揉み合いが続いて86.25でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7:30からジリ上げとなって9:00には86.50まで上昇して、9:30は86.40でした。
発表直後に86.40から85.88まで52pips急落し、そこから更に下げて12:10には85.49まで下落しました。
その後は86.00近辺での小動きが続いて85.62で15時となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州・NY時間はジリ下げが続き、16:00の1.0471から01:00には1.0435まで下落し、その後は小幅戻して1.0454でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.045-65での小動きが続き、9:30は1.0455でした。
発表で1.0455から1.0419まで36pips急落し、更に下げが続いて14:00には1.0401まで下落しました。
その後は1.0400-15での小動きが続いて、1.0409で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は113.20-50で小動きがでしたが、24:00に発表された12月中古住宅販売件数が予想を下回る結果だったため112.90まで下落しました。
しかし米10年債利回りとNY株が上昇幅を拡大してきたことですぐに反転してからは上げ足の速い上昇となって04:10の113.88まで上げ続け、113.81でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって8:30に114.00まで上昇しましたが、9:10からは逆に下げ出し、更に日銀が中期ゾーンの国債買い入れを見送ったことで利回りが上昇したこともあって11:20には113.37まで下落しました。
その後は113.40-60での揉み合いとなり、14:00から小幅上げて113.67で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足