米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2016年2月6日)

2016年2月6日

・昨夜に発表された米・1月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を下回り、失業率は5%を割り込む好結果となり、利上げ懸念からNY株が軟調に推移し、米・債券利回りも低下しました。
豪ドルは原油価格の下落もあって売られる展開となりました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2016年2月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2016年2月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間は0.7170-0.7200で上下して、22:30の米・雇用統計の時は0.7193でした。 発表直後に0.7164-0.7212で振った後は下げとなり、23:05には0.7106まで急落し、その後も下げは続いて04:55には0.7063まで下落し、0.7066でNYクローズとなりました

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間は83.70-84.10で上下して、22:30は83.92でした。 発表直後は大きく動きませんでしたが、豪ドル売りと円買いの流れとなったためジリ下げが続いて04:55には82.58まで下落し、82.56でNYクローズとなりました

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間はジリ下げとなって22:30は1.0676でした。 発表で上昇となって22:55には1.0735まで上昇しましたが、その後は押し戻されて1.0700-20で揉み合った後、00:30からはジリ下げとなって06:45の1.0647まで下げ続け、1.0654でNYクローズとなりました

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
 昨日の欧州時間は116.70-117.00で上下して、22:30の雇用統計の時は116.61でした。
発表直後に116.22-117.05で振った後は上げ出して23:15には117.42まで上昇しました。
しかしNY株が利上げ懸念で軟調に始まったことでドル円は押し戻されて116.90近辺でのこう着となり、116.83でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

原油先物CFD・2限月(チャートは7:00時点)
 雇用統計発表で$33.57まで上昇しましたが、しばらくすると押し戻されて$31.00でNYクローズとなりました。

左:原油先物CFD・2限月-5分足 右:原油先物CFD・2限月-1時間足
 

左:原油先物CFD・2限月-日足

 

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