FOMC直後のドルの動き(2015年7月30日)

2015年7月30日

本日(7/30)早朝のFOMC声明では金利据え置きで、9月の利上げについての言及はなく、またイエレンFRB議長会見もありませんでした。
FOMC発表後は労働・住宅市場の改善について指摘があったことなどからドル買いの流れとなってドル円は上昇して124円台を付け、ユーロドルは1.10を割り込んで1.09台半ばまで下落しました。
本日の東京時間はドル円はFOMC後の流れを引き継いで上昇して124.18まで上昇しました。

★FOMC声明は、FOMC声明全文(2015年7月30日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

ドル円(チャートは15:00時点)
・昨日の欧州時間序盤は123.55-75で上下し、01:10には123.93まで上昇して03:00のFOMC発表の時は123.69でした。
結果はFF金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置きでFOMC直後に123.50まで下落しましたが、すぐに反転して124.00まで上昇し、労働・住宅市場の改善について指摘があったことなどからドル高の流れとなって更に04:10には124.01まで上昇し、123.92でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると123.85-124.00で小動きとなりましたが、9:00から上げ出して11:00には124.18まで上昇しました。
その後は124.05-17で小動きとなって、124.11で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは15:00時点)
・昨日の欧州時間序盤は1.1030-70で上下し、00:00に1.1010まで下落した後は戻して3:00のFOMCの時は1.1046でした。
発表直後に1.1076まで急伸した後反転して1.1004まで下落し、ドル買いの流れとなったことで更に下げて04:15には1.0967まで下落しました。
その後1.0975-90で小動きとなって、1.0985でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0975-90で小動きでしたが、9:00から下げ出して9:15には1.0959まで下落し、1.0960-80での小動きが続いて、1.0972で15時となりました。

左:ユロドル-10分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
前場はジリ下げとなり、後場に小幅戻して15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

米国10年債権利回り(チャートは10:15時点)
FOMCで4:00の1.782%から5:15には1.700%まで利回りが低下しました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,751.39(+121.12)
NASDAQ   5,111.73(+22.53)
昨日のダウは寄りから上昇して3時となり、FOMCで米景気の堅調さを確認したことで買い安心感から一段高となって引け、ナスダックも引けにかけて上昇しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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