米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2015年4月5日)

2015年4月5日

4/3(金)の米・雇用統計が予想より大幅に悪化したことでドル売り・債権買いの流れとなり、株式市場は欧米共に休場でしたが日経ナイトは下落しました。
豪ドルは発表直後は買われましたが、すぐに売られて豪ドル・ドルはドルの弱さもあって上昇の半値まで押し戻されて止まりましたが、豪ドル・円は行って来いとなり、豪ドル・NZドルは直近安値を更新しました。

直近は豪ドル売りが顕著になっていて、豪ドル・ドル、豪ドル・NZドルは直近安値を更新していますし、豪ドル・円は先週は一本調子で下落しました。
来週火曜日(4/7)にはオーストラリア政策金利発表がありますので、そこで反転できるか注目どころです。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2015年4月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2015年4月4日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
欧州時間は0.7585-0.7600で小動きとなり、21:30の雇用統計発表の時は0.7599でした。
発表で0.7599から0.7690まで91pips急伸しましたが伸びはなく、0.7650-90で上下した後は押し戻されて01:00からは0.7630-40でのこう着となって0.7636でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
欧州時間は90.80-91.00で小動きとなり、21:30の雇用統計発表の時は91.10でした。
発表で91.10から91.68まで58pips急伸しましたがすぐに反転下落となって上髭を形成して、21:40には90.86まで下落し、一旦上昇して22:05に91.37まで上昇した後は再び押し戻されて22:35には90.85まで下落しました。
その後23:20には91.13まで上げてからは、ゆっくりとジリ下げとなって90.86でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
20150404.aus-en.5min  

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
欧州時間は1.0100-110で小動きとなり、21:10から小幅下げて21:30の雇用統計発表の時は1.0088でした。
発表で1.0088から1.0189まで101pips急伸しましたがすぐに反転下落となって元に戻り、そこから更に下げ出して23:00には1.0049まで下落しました。
その後00:00には1.0076まで上昇しましたが、再びジリ下げとなって5:50には1.0039まで下落して、1.0051でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
昨日の欧州時間は119.65-75でこう着し、20:40に119.49まで下げる場面がありましたがすぐに戻して21:30の雇用統計発表の時は119.84でした。
発表で119.84から118.86まで98pips急落し、そこから更に下げて22:10には118.72まで下落しました。
そこからは小幅戻した後は、参加者が少ないこともあり118.90-119.00でこう着が続いて118.98でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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