日銀政策金利発表後の東京時間のドル円の動き（2015年2月18日）

2015年2月18日

ドル円は本日の日銀金融政策決定会合への期待や先週からの円高進行への反動で昨日15：30から急に動意付き、ギリシャ融資延長のニュースでリスクオンの流れも加わって1円近い上昇でNYクローズとなり、東京時間に入っても高値圏で揉み合いが続き、日銀金融政策決定会合を待つ形となりました。
発表直後に急落した後すぐに戻して下髭を形成しましたが、その後はジリ下げとなって15時となりました。

結果
11:49　日銀金融政策決定会合　現状維持

ドル円（チャートは15:00時点）
・昨日は15:30の118.23を底にして上昇が続き、本日の日銀金融政策決定会合への期待や先週からの円高進行への反動、またギリシャ融資延長のニュースでリスクオンの流れも加わり、03：20には119.40まで117pips上げ続けて119.23でＮＹクローズとなりました。
・東京時間に入ると小幅押し戻されて9：00には119.11まで下落しましたが、すぐに戻してからは119.20-35で上下して、日銀決定会合が発表された11：49は119.16でした。
発表で119.16から118.86まで30pips急落しましたが、すぐに戻って下髭を形成して11:55には119.21まで戻りました。
しかしそこからはジリジリとした下げとなり、13:50には118.94まで下げましたが、そこからは反転上昇となって14：35には119.10まで戻りました。
そこからは再び下げて119.04で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足

ユーロドル（チャートは15:00時点）
・昨日17：20に1.1336を付けた後はドル円の上昇と同調してユーロ円が上昇したことに引っ張られて上昇基調となり20：50には1.1448まで112pips上げ続けました。
そこからは押し戻されて00：30に1.1381まで下落しましたが、「ギリシャは18日に6カ月間の融資延長を要請する意向」との報道で再び上げ出して02：40には1.1424まで上昇しました。
その後、1.1390-1.1420で上下して1.1407でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.1395-1.1415での小動きが続き、1.1410で15時となりました。

左：ユロドル－5分足　右：ユロドル－1時間足
　