米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年10月4日)

2014年10月4日

昨夜(10/3)の雇用統計が好結果だったことでドル買いの流れが強まり豪ドル・ドルは下落して直近安値を割り込み、ドル円が上昇したにもかかわらず豪ドル・円は豪ドル・ドルに引っ張られて下落となりました。

来週はオーストラリアの政策金利発表や豪・雇用統計もあるので大きく動く週になりそうですし、また日銀金融政策決定会合もありますので、乱高下には注意しておきたいところです。

結果
21:30 9月非農業部門雇用者数 予想:+21.5万人 結果:+24.8万人 (前回:+14.2万人 修正値:+18.0万人)
21:30 9月失業率 予想:6.1% 結果:5.9% (前回:6.1%)
21:30 8月貿易収支 予想:-408億ドル 結果:-401億ドル (前回:-405億ドル 修正値:-403億ドル)
23:00 9月ISM非製造業景況指数 予想:58.5 結果:58.6 (前回:59.6)

 

★雇用統計直後のドル円の動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2014年10月4日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年10月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
昨日の欧州時間はジリジリと下げて雇用統計の発表の時は0.8748でした。
発表でドル買いが強まり0.8748から0.8698まで50pips急落し、そこからも下げが止まらず23:40の0.8641まで下げ続けました。
その後、小幅リバって0.8660-80で小動きとなり、0.8675でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
昨日15:40の95.87から豪ドル・ドルの下げに引っ張られて下げ続けて雇用統計の発表の時は95.42でした。
発表でドル円の急騰と豪ドル・ドルの急落に相殺されたことで95.42から95.26まで小幅下げましたが直後に95.42まで戻して95.40近辺で小動きとなりました。
しかし、22:15からズルズルと下げ出して23:25には94.95まで下落し、そこからはリバって95.20近辺での小動きとなり95.230.8675でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨日の欧州時間はジリジリと下げて雇用統計の発表の時は1.1132でした。
発表で1.1132から1.1172まで40pips急落し、そこからは方向感なく1.1140-80の広い幅で上下しました。
その後、振れ幅は収束していき1.1160-70での小動きとなり、1.1158でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
昨夜の欧州時間は108.85-90で小動きとなり、雇用統計発表の21:30は108.79でした。
発表で108.79から109.60まで81pips急伸し、その後も上昇が続き23:40の109.90まで上げ続けました。
そこからは109.70-90で上下し109.78でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
20141004.doll-en.5min  

左:ドル円-日足

 

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