雇用統計前の東京時間のドル円の動き(2014年10月3日)

2014年10月3日

昨日の1:30に107.98まで下落し、本日の東京時間11:00には108.95まで戻り、10時間半で約1円動いています。
10/1の11時に110円を付けた後の下落スピードがとても速く、またボラも非常に大きくなっている中で、今夜の雇用統計を迎えることとなりました。
NY株や欧州株が軟調な展開になっていることや香港民主化デモなどの地政学リスクも多くありますので、シートベルトはきつめに締めておきたいところです。

ドル円(チャートは15:00時点)
昨夜の21:00の108.89から下げ出して1:30には108円を割って107.98まで下落しましたが、そこからは反転上昇となり108.43でNYクローズとなりました。
東京時間に入っても108.40近辺で小動きでしたが、8:10から上げ出して11:00の108.95まで50pips近くを上げ続けました。
そこからは歩幅下げて108.80近辺で小動きとなっていましたが、14:30から小幅上げて108.93で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

 

ユーロドル(チャートは15:00時点)
・昨夜の欧州時間は1.2620-50で上下し、20:45の政策金利発表では大きな動きはありませんでしたが、21:30から始まったドラギ総裁会見で期待された追加緩和策は出なかったことでユーロは買い戻されて、21:40の1.2622から22:10の1.2691まで69pips上昇しましたが、すぐに押し戻されて23:00には1.2624まで下落しました。
しかしそこから再び上げ出して3:30には1.2698まで上昇した後1.2662まで押し戻されて1.2665でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.2670近辺で揉んでいましたが9:00に小幅下落して1.2650-60での小動きが続いていましたが、14:30から小幅下落して1.2649で15時となりました。

左:ユロドル-10分足 右:ユロドル-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
寄り後は上昇して高値圏で上下していましたが、日経が13:30から上昇に転じると債券は売られて下落し、そこからは小幅戻して15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

日経先物
15,640で寄り付き、揉み合いながら上げて9:10には15,720まで上昇しましたが、9:30から下げ出して9:50には15,580まで下落しました。
そこからは15,590-670で上下した後、11:00には再び上昇して15,700まで戻りましたが、ジリジリと押し戻されて12:05には15,570まで下落しました。
その後、15,580-640で上下していましたが、13:25に15,560まで下落した後は上げ基調となり、14:55にはプラテンして15:05には15,780まで上昇し、15,760(+50)△0.32%で引けとなりました。
現物は15,708.65(+46.66)△0.30%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,801.05(-3.66)
NASDAQ   4,430.19(+8.11)
昨日のNY株はドラギECB総裁が新たな追加緩和策に言及しなかったため欧州株が急落したことで朝方は大きく値を下げたが、連日の下落の買い戻しやバフェット氏が昨日の下落の時に株式を購入していたとの報道で持ち直してダウは小幅マイナス、ナスは小幅プラスとなりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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