豪・小売売上高の時の豪ドルの動き(2014年7月3日)

2014年7月3日

豪ドルがRBAステーブンス総裁の発言で下落しました。
タスマニア州ホバートでの講演で、、「豪ドル相場がある時点で急落する可能性を投資家らは過小評価している」や、「豪ドル相場は歴史的に見て依然として高く、一部の貿易部門にとっては不快な水準だ」、「豪ドルは数セントのレベルでなく過大評価されている」などの豪ドル高牽制発言で急落し、中国やオーストラリアの指標に大きな反応はしませんでした。

結果
10:00 中国・6月非製造業PMI・速報 予想:- 結果:55.0 (前回:55.5)
10:30 豪・5月小売売上高 [前月比] 予想:0.0% 結果:-0.5% (前回:+0.2%)
10:30 豪・5月住宅建設許可件数 [前月比] 予想:+3.2% 結果:+9.9% (前回:-5.6%)

豪ドル-ドル(チャートは15:30時点)
昨夜のNYタイムはADPが予想より大幅に好結果だったため、ドル買いの動きとなりましたが、豪ドル・ドルは0.9441から0.9426まで15pips下落しましたが、すぐに戻して0.9440近辺でこう着となり、0.9439でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、0.9430-40での小動きとなりましたが、RBAスティーブンス総裁の豪ドル高牽制発言で0.9422から0.9374まで48pips急落し、10:30の豪・小売売上高で0.9363まで下落し、0.9380近辺でこう着となりました。
その後も小動きは続き、0.9378で15時となりました。

左:豪ドル・ドル-10分足 右:左:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは15:30時点)
昨夜のNYタイムはADPで95.85まで下げましたが、すぐに反転上昇となり21:40には96.08まで上昇し、96.10近辺での小動きとなり、96.07でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、96.00-10での小動きとなりましたが、RBAスティーブンス総裁の豪ドル高牽制発言で10:00の95.97から95.57まで40pips急落し、10:30の豪・小売売上高で95.41まで下落し、一旦リバるもジリ下げとなり、95.55近辺で小動きとなりました。
その後も小動きは続き、95.55で15時となりました。

左:豪ドル・円-10分足 右:左:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは15:30時点)
昨夜の欧州・NYタイムはジリジリと下げ1.0756でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、1.0750-60での小動きでしたが、RBAスティーブンス総裁の豪ドル高牽制発言で10:00の1.0747から1.0707まで40pips急落し、10:30の豪・小売売上高で1.0688まで下落し、1.0690-1.0700での小動きとなりました。
その後も小動きは続き、1.0690で15時となりました。

左:豪ドル・NZドル-10分足 右:左:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨夜の20:00には101.41まで下落し、ADPが好結果だったことで米国10年債権利回りが上昇したことでドル買いとなり、101.47から101.67まで20pips急伸し、その後もジリ上げとなり3:30には101.84まで上昇し、101.74でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、101.75-85で上下していましたが、10:00に101.93まで上昇した後は101.85-90で小動きとなり、101.87で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
  

 

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