2014年6月3日
昨夜のNYタイムはISM発表に向けて上昇しましたが、当初発表された結果が53.2と予想よりも悪化したことで、ドル円は下落しましたが、その後に2回も修正があり、最終は55.4で予想よりも悪化していましたが、前回よりも良いということで米国債が売られて利回りが上昇したことでドル円は102.47まで上昇しました。
東京時間は、ドル円も日経も高値で安定の動きとなりました。
昨夜のISMの結果
米・5月ISM製造業景況指数 予想:55.5 結果:55.4 (前回:54.9)
*結果の修正推移:53.2→56.0→55.4
ドル円(チャートは15:40時点)
昨日の欧州時間は102.00近辺で小動きでしたが、21:00から上げ出して22:20には102.27まで上昇しました。
10:30のISMが予想よりも悪化したことで101.02まで下落しましたが、修正で上方修正の発表となり、その後も三度目の修正があり、上昇していき3:40には102.47を付けました。
その後は102.40近辺でこう着となり、102.37でNYクローズとなりました。
東京時間に入っても102.40近辺でのこう着が続いていましたが、14:45から下げて102.29で15時となりました。
ユーロドル(チャートは15:30時点)
昨日の16:00の1.3632から下げ始めて17:50には1.3593まで下落しましたが、そこからは反転上昇となり20:10には1.3615まで戻りました。
21:00のドイツCPIの悪化への反応も薄く、I21:40には1.3628まで上昇しました。
NYタイムに入ると、米国債券利回りが上昇したことでドル買いの流れとなり、ユーロドルは売られて1:40には1.3587まで下落して、1.3595でNYクローズとなりました。
東京時間は1.3595-1.3605で小動きとなり、1.3603で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。
日経先物
15,100で寄り付き、15,040-100で小動きとなりました。
10:55に一段下がり、今度は15,060近辺での小動きとなり、後場は15,070-090での狭い値幅の小動きが続いていましたが、引け前の14:55から下げて15,030(+90)△0.60%で引けとなりました。
現物は15,034.25(+98.33)△0.66%でした。
米国10年債権利回り(チャートは12:00時点)
米国債は売られて6週間ぶりの下げ幅を記録し、利回りは上昇しました。
左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
昨日のNY株式市場
NY DOW 16,743.63(+26.46)
NASDAQ 4,237.20(-5.42)
ダウはISM製造業景況指数の数字が当初53.2と予想より悪化していたため、売られてマイテンしましたが、その後56.0→55.4と修正されて上昇に転じて史上最高値を更新しました。
ナスダックはほぼ終日マイナス圏での小動きでした。