米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年5月3日)

2014年5月3日

昨夜(5/2)21:30に米・雇用統計が発表されました。
結果が良かったことで、ドル買いの動きとなりましたが、ウクライナ情勢の悪化懸念で債権買い、ドル売り、円買いの動きとなっために、豪ドル・ドルは行って来いからの上昇、豪ドル・円は行って来いからの下落となりました。

結果
・4月非農業部門雇用者数 予想:+21.8万人 結果:+28.8万人 (前回:+19.2万人 修正値:+20.3万人)
・4月失業率 予想:6.6% 結果:6.3% (前回:6.7%)

★米・雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年5月2日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★NY株や債券の動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2014年5月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
東京時間は0.9270近辺で上下していましたが、18:00から下げ始めて19:00には0.9246まで下落し、0.9250-60で小動きとなり、雇用統計の発表時間の21:30を迎えました。
発表で、0.9261から0.9192まで69pips急落し、0.9210-20で揉んでいましたが、22:45から逆に急伸となり23:40には0.9274まで上昇となり、行って来い以上の上昇となりました。
その後0.9250まで押しましたが、ジリジリと上げる展開となり、0.9275でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:左:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
豪ドル・円は豪ドル・ドルの上下とドル円の上下に翻弄される動きとなりました。
東京時間の終盤では95.00近辺でこう着となっていましたが、欧州時間に入ると下げとなり、20:40には94.74まで下落しました。
発表で、94.65-95.01まで36pips上下に振れて、94.75近辺で揉んでいましたが、22:40から上げ出して23:10には95.00まで上昇しました。
しかし、23:30からは再び下げ出して00:30には94.60まで下落し、その後は94.65-75で小動きとなり、94.77でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:左:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
東京時間は1.0730-60で上下していましたが、欧州時間に入ると16:30から下げ始めて発表前の21:25には1.0682まで下落しました。
発表で、1.0674まで下落した直後に1.0716まで42pips急伸しましたが、すぐに1.0700近辺まで押し戻されました。 その後、1.0700近辺で上下していましたが、1:00からジリ下げとなり、2:35には1.0677下落し、クローズにかけてはジリ上げとなり、1.0700でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:左:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは6:00時点)
東京時間は102.25-40で小動きとなっていましたが、欧州時間に入っても102.45-55の小動きとなり、雇用統計の発表の時間となりました。
発表で、102.45から103.00まで55pips急伸し、103円台に突入かと思われましたが、超えることができずに102.80近辺まで押し戻されて揉んでいました。
しかし、23:25の102.75から下げ始めて、23:45には102.13まで下落して、雇用統計の上昇以上の下落となりました。
その後は、102.15-35でこう着となり、102.19でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

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