昨夜のNY市場と東京時間のドル円の動き(2014年4月25日)

2014年4月25日

ドル円は昨夜から大きな動きが続いています。
昨夜のNYタイムで耐久財受注の指標が好結果だったことで上昇しましたが、ウクライナ軍による親ロシア派の強制排除の報道で急落となりました。しかしNYタイム中に下げの半値程度は戻しました。
東京時間ではTPP閣僚協議見送りされたことへの失望で朝方は下落しましたが、全国及び東京都区部CPIが予想より悪い結果となったことで追加緩和への期待から上昇し、日米共同声明が10時過ぎに発表されたことでさらに上昇となりました。
しかし午後になると一転下落となり、午前の上昇を全戻しする下落となりました。

明日からはゴールデンウィークに入っていきますので、来週は参加者が減り、ちょっとしたことで値が飛ぶことも考えられますので、レバには注意して参加していきたいところです。

結果
8:30 日本・3月全国消費者物価指数 [前年比] 予想:+1.6% 結果:+1.6% (前回:+1.5%)
8:30 日本・3月全国消費者物価指数 [前年比、除生鮮] 予想:+1.4% 結果:+1.3% (前回:+1.3%)
8:30 日本・4月東京都区部消費者物価指数 [前年比、除生鮮] 予想:+2.8% 結果:+2.7% (前回:+1.0%)

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間からジリ上げとなり、21:30の耐久財受注の指標が良かったことで一段の上昇となり、21:40には102.63まで上昇し、その後一旦押して102.55近辺で22:30の新規失業保険申請件を迎えていました。
しかし、22:20過ぎにウクライナ軍による親ロシア派の強制排除との報道で円買いの動きとなり、22:45には102.12まで急落し、23:05には102.09まで下落しました。
その後、リバって102.39まで戻り、102.25-40での動きとなり102.31でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると102.30近辺でこう着となっていましたが、8:25には102.18まで下落しました。
しかし、国内CPIの結果が予想より悪化していたことで102.36まで急上昇し、ひと押ししてからジリ上げの展開となり、日米共同声明が発表されたこともあり、10:15には102.49まで上昇しました。
その後、102.40-45で小動きとなっていましたが、12:30から下落となり13:50には102.28まで下げて、そこからはジリ上げとなり、102.36で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

ユーロドル(チャートは15:30時点)
昨日17:00に独4月IFO景況指数が好結果だったことで1.3841まで上昇しましたが、上昇は続かずに1.3818まで下落となり、行って来いとなりました。
その後、耐久財受注で下落し1.3791まで下げましたが、切り返す動きとなり、00:45の1.3832まで上昇し続けました。
そこからは、1.3820-35で上下し、1.3830でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると1.3825-35で小動きとなり、1.3829で15時となりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
  

 

日本国債(チャートは15:00時点)
4月の東京都区部消費者物価指数が前年同月比2.7%上昇となり市場予想2.8%を下回ったことを受けて、買い戻しが先行したことで反発して寄り付きましたが、 すぐに押し戻されて、その後は小動きとなりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
  

 

米国債(チャートは13:15時時点)
ウクライナ情勢を受けて、安全資産である米国債は買われて、高値圏で小動きとなりました。

左:米国10年国債先物-15分足 右:米国10年国債先物-日足
  

 

日経先物
14,380で寄り付き、直後に14,330まで下落しましたが、すぐに戻し14,370近辺で揉んでいましたが、9:45から急速に上昇となり、10:10には14,570まで200円駆け上がりました。
その後、14,550で揉んだ後で下落し、14,500近辺で上下していました。
しかし、後場開始の12:30から急落して12:40には14,410まで下落し、14,430-460で揉んだ後、13:15には14,400まで下落しました。
そこからは、14,450までリバりましたが、再び下げ出して14:00には14,370まで下落しました。
その後、ジリ上げとなり、15:00には14,470まで戻して、14,460(+40)△0.28%で引けとなりました。
現物は14,429.26(+24.27)△0.17%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,501.65(+-0.00)
NASDAQ   4,148.34(+21.37)
ウクライナ軍による親ロシア派の強制排除やロシア軍の軍事演習開始などが報道されたことで寄りから下落しましたが、戻してきてナスはプラス、ダウは2001年12月24日以来の前日終値と下二桁までピッタリ一緒で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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