2014年4月16日
昨夜のドル円はウクライナ問題で下落した後で全戻しとなりV字を形成しました。
ウクライナ暫定政権が親ロシア派武装集団の強制排除を開始したとの報道で、ダウ・ナスともに売られたことでリスクオフとなり、ドル円も下落しましたが、2時から反転して下げ分をすべて回復してNYクローズを迎えました。
ダウは200ドル近いV字のチャートとなり、ウクライナ問題を一時的にせよ織り込んだ展開となりました。
米国債も同様に行って来いの動きとなりました。
ドル円(チャートは6:00時点)
欧州時間の17:10に101.69まで下落し、その後はジリ上げで再び101.90近辺まで戻していました。
その後、22:50に101.99まで上昇しましたが、ウクライナ問題で米株が下落するとリスクオフで売られて2:00には101.49まで下落しました。
しかし、米株の反転を受けて上昇し、101.91でNYクローズとなりました。
ユーロドル(チャートは6:00時点)
欧州時間は1.3800近辺で上下していましたが、23:00から急伸して23:30には1.3833まで上昇しましたが、すぐに反落となり、1.3810近辺でこう着となりました。
NYクローズは1.3813でした。
米国債(チャートは6:00時点)
ウクライナ問題で安全資産である債権が買われて急伸しましたが、米株が反転上昇になると売られて下落しました。
左:米国10年国債先物-15分足 右:米国10年国債先物-日足
昨日のNY株式市場
NY DOW 16,262.56(+89.32)
NASDAQ 4,034.16(+11.47)
ダウ、ナス共に上昇となりました。
ウクライナ軍が東部ドネツク州で親ロシア派の武装集団の強制排除を開始したと報じられたことで下落して16,063ドルまで下落しましたが、後場に入ると切り返して上昇となり200ドルのV字を描くチャートを形成しました。
ドル-ルーブル(チャートは8:30時点)
ジリジリとルーブルが売られていました。
ロシア株式市場 RTSⅠ(チャートは6:30時点)
1,142.96(-37.01)▼3.14%
ウクライナ問題で売られ、リバなく下げていき、3%越の下落となりました。