米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年4月5日)

2014年4月5日

昨夜(4/4)21:30に雇用統計が発表されました。
反応は、ドル円はドル売り・円高進行、米株の大幅下落、米国債上昇で米金利低下となりました。
豪ドル・ドルはドル売りによる高止まりとなりましたが、豪ドル・円は円高に引っ張られて下落の展開となりました。

結果
・2月非農業部門雇用者数 予想:+20.0万人 結果:+19.2万人 (前回:+17.5万人 修正値:+19.7万人)
・2月失業率 予想:6.6% 結果:6.7% (前回:6.7%)

来週は日銀金融政策発表もありますし、NY株式市場の動向も気になるところです。
豪ドルが更なる高値を目指すのかどうか目が離せない週末となりました。

★米雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年4月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★NY株や債券の動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2014年4月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

豪ドル-ドル(チャートは6時時点)
東京・欧州時間はジリジリと上昇して、0.9244で発表の時間となりました。
発表で0.9244から0.9281まで37pips急伸し、その後も上昇して23:30には0.9306まで上昇しました。
そこからは0.9277まで押し戻されて、0.9290でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:左:豪ドル・ドル-1時間足
  

 

豪ドル-円(チャートは6時時点)
東京、欧州時間はジリジリと上昇して、96.19で発表の時間となりました。
発表で、95.85まで下落しましたが、すぐに下髭となって反転上昇し、21:35には96.44まで上昇しました。
その後、ひと押ししてから再び上げて、23:10には96.49まで上昇しました。
しかし、ドル円の下落の影響を受けて下げ始めて、3:45には95.79まで下落し高値96.49からは70pipsの下落となりました。
その後、95.80-90でこう着となり、95.93でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:左:豪ドル・円-1時間足
  

 

豪ドル-NZドル(チャートは6時時点)
東京、欧州時間から小動きで、1.0805で発表の時間となりました。
発表後に1.0825まで上昇しましたが、すぐに下げて22:05には1.0793まで下落しました。
その後は1.0800-20の小動きとなり、1.0805でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:左:豪ドル・NZドル-1時間足
  

 

ドル円(チャートは6時時点)
東京、欧州時間は103.90近辺での小動きで、103.95で発表時間となりました。
発表直後に、103.46まで急落した後、すぐに下髭となって反転上昇して、21:35には104.10まで上昇となりました。
しかし、米国債が買われたこともあってドル売りが強まり、そこからはジリ下げの展開となって、3:45には103.18まで下落し、高値104.10からは92pipsの大幅下落となりました。
NYクローズは103.25となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

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