東京時間の動き(2014年3月3日)

2014年3月3日

今日のオープンから円が大人気となっていました。
合わせてドル買いにもなっていたのでクロス円の下落幅はとても大きくなりました。
日経も大幅下落で始まり下落幅を広げる場面がありました。

これから始まる欧州・米国市場の動き、特に東京時間で動きがなかったユーロの動きがとても気になるところです。

場中に発表された中国の指標での波乱はありませんでした。
先週土曜日と本日発表された中国の指標
3/1(土) 2月製造業PMI速報   予想:50.1 結果:50.2 (前回:50.5)
3/3(月) 2月非製造業PMI速報  予想:-   結果:55.0 (前回:53.4)
3/3(月) 2月非製造業PMI改定値(HSBC)  予想:48.5 結果:48.5 (前回:49.5)

★土曜日早朝のウクライナ問題の時の動きを、ロシアのウクライナへの武力侵略の時の動き(2014年3月1日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

ドル円(チャートは15:30時点)
ウクライナ情勢を受けて、金曜日のクローズ前に下落したにもかかわらず、クローズ値の101.80から32pips下窓を開けて101.48で始まりました。
その後、ジリジリと下落して8:45には101.25まで23pips下げてからは、101.30-40で上下していました。
11時過ぎからジリ上げとなり11:25には101.49まで戻りましたが、戻って101.40近辺でのこう着となりました。
13:50から日経と共に上昇して14:05には101.50まで上がりましたが、引けにかけては戻ってきて101.44で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

ユーロドル(チャートは15:30時点)
先週金曜日の5時あたりでウクライナへの武力介入の報道が伝わった時は大きく動かなかったのですが、週を明けた今日の東京時間では金曜日のNYクローズ値の1.3799から45pips下窓を開けた1.3754で始まりました。
その後は小動きで1.3770-1.3780でこう着となっていましたが、14時過ぎからジリ上げとなり、1.3781で15時となりました。

ウクライナに地理的に近いユーロのこれからの動きは十分に注視する必要があるでしょう。

左:ユーロドル-5分足 右:ユーロドル-1時間足
  

 

日経先物と日本国債
・日経先物は、14,650と低い位置で寄り付きましたが、寄り後から下落して9:50に寄りから220円安の14,430を付けるまでリバなく下落していきました。
その後、14,500近辺でこう着となった後、ジリ上げとなり、11:30には14,600まで戻りましたが、14,570近辺でヨコヨコに入りました。
13:50に14,540から14,630まで一気に90円急上昇して14:25には14,670まで上がりましたが、そこから反転下落となり14:35には14,600まで下げましたが、再び上昇して14,630(-230)▼1.55%で引けとなりました。
・日本国債先物は高く始まり、高値圏で推移しました。

左:日経先物-5分足 右:日本国債先物-5分足
  

 

ドル-ロシア・ルーブル(チャートは15:30時点)
ルーブル安となり、15時には36.85まで上昇しました。
取引量が増えるこれからの欧州時間からが本番の動きとなります。

左:ドル-ロシア・ルーブル:5分足 右:ドル-ロシア・ルーブル:1時間足
  

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA