日本GDP発表後のドル円の動き(2014年2月17日)

 

2014年2月17日
朝8:50に発表された日本の10-12月GDP速報値が予想外の悪化となりました。

結果
10-12月GDP速報値 [前期比] 予想:+0.7% 結果:+0.3% 前回+0.3%
10-12月GDP速報値 [前期比年率] 予想:+2.8% 結果:+1.0% 前回+1.1%

消費税駆け込み需要があるといわれていたことや、第3四半期決算が良い企業も多かったので、10-12月が今回の数字はネガティブサプライズとなりました。

本日から注目の日銀金融政策決定会合が始まっていて、明日発表されるので荒っぽい展開になる可能性があります。

ドル円(チャートは16:00時点)
ドル円はNYクローズの101.83から朝7時に19pipsの下窓を開けて101.64で始まりました。
その後上昇して8:25には101.81まで戻りましたが、8:50の日本GDPの発表で101.76から101.54まで急落し、株式市場が始まり下落していくのと同調して10:05には101.39まで落ちて行きました。
そこからは上昇に転じてジリ上げとなり、12:40には101.69まで戻りましたが、13:45には101.53まで再び下落して、101.60近辺でヨコヨコとなり、101.57で15時となりました。

予想外のGDP悪化が、どこまで影響するのかを注視していきたいところです。
また明日の日銀政策決定会合と黒田総裁会見に、ますます注目度が高まってきました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足

 

日経
14,330で寄り付いた後、9:05に14,380まで上がったがすぐに反転下落し、9:35には14,180まで200円落下して、金曜日のザラバ安値の14,220をあっさり割ってきました。
そこから戻って14,250近辺で上下していましたが、ジリジリと上昇して11:15には14,410まで戻りました。
その後押して14,350近辺で上下した後、12:10に14,320まで下落した後に切り返し12:40には14,430まで戻って、14,400近辺でのヨコヨコとなりました。
しかし、13:20から下落を始めて13:40には14,310まで落下した後で再び反転上昇して、14:05に14,390まで戻った後は、14,350近辺で上下し、引け前に上がって14,410で引けました。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足

 

日本国債
大きくは動きませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足

 

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