先週(2月10-14日)のドルの動き(2014年2月15日)

 

2014年2月15日

ドル円
先々週末(2/7)の米雇用統計でも下げずに102.33でNYクローズとなっていて、開けて月曜日(2/10)は102.53と20pipsの窓を開けて始まりましたが、ジリ下げとなり2/10の16時に102.10まで下落してからは、102.20近辺で膠着となりました。
火曜日(2/11)は日本は祝日で休場でしたが、ジリ上げとなり2時には102.69まで上昇しました。
水曜日(2/12)はイエレン下院議会証言が22:30に予定されていて、終日ジリ下げとなり、21時には102.22まで下落しましたが、発表時間に向かっては上昇していき、発表後からは102.50近辺でヨコヨコとなりました。
木曜日(2/13)の10時までは前日のヨコヨコの地合いが続いていましたが、日経の下落が大きく下落するのと同調してドル円も下げていき、22時には101.69まで大幅に下落していきました。
金曜日(2/14)は深夜にNY株や欧州株が堅調だったこともあり、ドル円も上昇して9時には102.40まで上昇しましたが、この日も日経が大幅下落となり、ドル円も急落し、14:10には101.56まで下落しました。
その後、102.00近くまで戻りましたが押し戻されて、101.80近辺のヨコヨコとなり、101.83で週末のNYクローズを迎えました。

来週は火曜日(2/18)に日銀政策決定会合があり、木曜日には中国2月HSBCのPMIもあります。
また今週軟調だった日経の動きも気になるところです。
チャート的にも重要な位置にあるので注意していきたいところです。

左:ドル円-1時間足 右:ドル円-日足

 

ユーロドル
月曜日(2/10)に1.3614で始まり、ジリ上げの展開が続いて、火曜日(2/11)の9時に1.3682まで上昇した後は、1.3660-80での攻防となりました。
2/11の22時に下げた後はレンジを下に切り下げて1.3640近辺でヨコヨコとなりました。
2/12の22:30のイエレン議会証言に注目が集まっている中で、20:30にクーレECB専務理事が「(ECBの中銀預金金利をマイナスへの引き下げは)可能性が大いにある選択肢」という発言から急落し1.3639から1.3561まで下げました。
イエレン議会証言の後も下げて、23:20には今週安値となる1.3561まで下落しましたが、そこからは戻っていき木曜日(2/13)の18時に1.3626から1.3686まで上昇して戻り高値を奪還してからはジリ上げの強い展開となり、金曜日(2/14)の21時には今週高値1.3714をつけて、高値圏でNYクローズを迎えました。
NYクローズ:1.3692

左:ユーロドル-1時間足 右:ユーロドル-日足

 

日経と米国債
日経は行って来いの展開となりました。
先々週に大幅な下落をしましたが、月・火・水と順調に戻していました。
しかし、木・金と東京時間での執拗な売りで押し戻されて、週初の上げの大部分を失う展開でした。
木・金の売りは欧米や他アジア株が堅調で、悪材料が出ていないのに日経だけがズルズル下げるという、後味の悪い動きでした。

米国債は大きな動きはありませんでした。

左:日経先物-日足 右:米国債-日足

 

NY株式市場
NY株はすこぶる堅調で、NASDAQにいたっては下落を全モしています。
相変わらず、いいとこどりをして上げています。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足

 

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