今週のドルの動き(2014年1月13日-1月17日)

 

今週のドルは先週金曜日(1/10)の雇用統計の下落の後でどう動いていくかが注目されていました。
日本市場が休場の月曜日に米株の大幅下落もあり、ボラの大きい一週間となりました。

 

左:ドル円-1時間足 右:ドル円-日足

ドル円-4時間足

ドル円
先週末(1/10)に雇用統計で急落して104.16でクローズしたドル円は、明けて月曜日(1/13)に103.99でオープンし、その日は米株の急落もあり、早朝4時に今週の安値となる102.85を付けた。
火曜日(1/14)には東京株式市場が489円の大幅下落をしたが、ドル円は円売りの勢いが強く上昇していき、木曜日(1/16)の12時の今週高値104.92まで上げ続けた。
その後、急激な戻しの反動からか下げて、104.32でNYクローズを迎えた。

 

ユーロドル
ユーロドルは雇用統計で大きく上げて1.3667でクローズしていて、明けた月曜日(1/13)に1.3676でオープンし、水曜日(1/15)の10時までは狭いレンジで小動きだった。(火曜日の17時に今週高値1.3699を付けた。)
水曜日の10時にレンジを下げてからも木曜日(1/16)の22時のリバ以外は小動きだった。
週末金曜日(1/17)の16時から再び下げだして、その日は大きく下げて深夜3時に今週の安値1.3516を付け、安値圏でNYクローズを迎えた。

ユーロドルは1.3550の直近下値を割っています。
ドル買い戻しと昨年からのユーロ買いの反動で、来週は下値模索の展開があり得るのではと考えています。

 

左:米国10年国債先物-1時間足 右:米国10年国債先物-日足

米国債は雇用統計で大きく売られた後は、堅調に戻した。

 

今週のドルは雇用統計で売られたものの、火曜日に発表された小売売上高やNY連銀製造業景気指数などの指標からも、米国経済の順調な回復が確認されることとなり、また連銀総裁からタカ派的な発言が相次いたので、買い戻されることとなりました。
来週も米国企業決算発表や日銀政策金利発表もあり、ボラの大きな展開もあるかも知れませんので、資金管理をしっかりとして備えたいところです。

 

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