2020年10月3日
9月米・雇用統計は非農業雇用者数が66.1万人増で予想の85.0万人増よりも少なく、失業率は7.9%で予想の8.2%より改善というまちまちの結果となり、雇用統計に対する反応は薄いものでした。
東京時間にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染報道を受けて時間外のダウ先物が急落、リスク回避の円買いが強まってドル円も急落し、NY市場が始まるとダウは大きくリバウンドして一時プラテンまで戻りましたが、引けにかけては売られました。
・豪ドル・ドルは米・雇用統計は0.7149-63で小幅に上下した後は0.7150-65での小動きが続き、0.7162でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は東京時間にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染報道を受けた円買いで13：40の75.62から14：50には74.92まで急落し、欧州時間に入ると16：20に75.49まで戻した後は75.05-40で上下し、米・雇用統計発表直後に75.20-36で上下し、NYタイムに入って23：00に75.57まで上昇した後は75.40-50での小動きが続き、75.44でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0781-89でほとんど反応はせず、その後は1.0780-1.0800での小動きが続いて、1.0787でNYクローズとなりました。
・ドル円は東京時間にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染報道を受けてリスク・オフの円買いが強まり13：50の105.61から14：50には104.94まで急落し、欧州時間に入ると105.05-25での揉み合いが続き、雇用統計発表直後に105.11-33で上下した後は「トランプ大統領の症状は軽度」と伝わったことやペンス米副大統領やムニューシン米財務長官、バイデン米民主党大統領候補の新型コロナ検査が陰性だったこと、また米与野党が追加経済政策の協議で進展への期待からジリジリと円が売られて23：30に105.36まで上昇し、105.33でNYクローズとなりました。
★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細（2020年10月3日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）
★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き（2020年10月3日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）
豪ドル－ドル（チャートは6:00時点）
・欧州時間は0.7140-75で上下し、21：30の米・雇用統計の時は0.7158でした。
は0.7149-63で小幅に上下した後は0.7150-65での小動きが続き、0.7162でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・ドル－5分足 右：豪ドル・ドル－1時間足
左：豪ドル・ドル－日足
豪ドル－円（チャートは6:00時点）
・東京時間にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染報道を受けた円買いで13：40の75.62から14：50には74.92まで急落し、欧州時間に入ると16：20に75.49まで戻した後は75.05-40で上下し、21：30は75.30でした。
発表直後に75.20-36で上下し、NYタイムに入って23：00に75.57まで上昇した後は75.40-50での小動きが続き、75.44でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・円－5分足 右：豪ドル・円－1時間足
左：豪ドル・円－日足
豪ドル－NZドル（チャートは6:00時点）
・欧州時間はジリジリとした上げが続いて16：00の1.0777から21：20に1.0793まで上昇し、21：30は1.0785でした。
発表直後に1.0781-89でほとんど反応はせず、その後は1.0780-1.0800での小動きが続いて、1.0787でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・NZドル－5分足 右：豪ドル・NZドル－1時間足
左：豪ドル・NZドル－日足
ドル円（チャートは6:00時点）
・東京時間にトランプ大統領の新型コロナウイルス感染報道を受けてリスク・オフの円買いが強まり13：50の105.61から14：50には104.94まで急落し、欧州時間に入ると105.05-25での揉み合いが続き、21：30の雇用統計の時は105.17でした。
発表直後に105.11-33で上下した後、「トランプ大統領の症状は軽度」と伝わったことやペンス米副大統領やムニューシン米財務長官、バイデン米民主党大統領候補の新型コロナ検査が陰性だったこと、また米与野党が追加経済政策の協議で進展への期待からジリジリと円が売られて23：30に105.36まで上昇し、その後は105.35近辺でのこう着が続き、105.33でNYクローズとなりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
