米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2017年6月3日)

 

2017年6月3日

 5月の米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の18.5人増を下回る13.8人増の結果となり、 過去2ヵ月分も6.6万人の下方修正となって労働市場が失速している兆候を示す結果となりました。

・ドル円は雇用統計が弱い結果だったことで発表直後に111.43から110.89まで急落した後もドル売りと円買いの流れとなったため下げが続いて0時半には110.32まで下落しました。
その後はリバも弱く安値圏での小動きとなって110.45でNYクローズとなりました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る結果だったためドル売りの流れとなり、発表直後に0.7386から0.7411まで急伸し、そこから一旦押した後は00:45の0.7443まで上昇が続き、1時からは0.7440近辺でのこう着が続いて0.7439でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円はドル売りによ売る豪ドル・ドルの上昇よりもドル円下落の影響を大きく受けて、21:30の82.29から22:40には81.90まで下落し、その後小幅戻して82.18でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは雇用統計発表前から下げ基調となり、発表後に1.0389まで下落し、1.0405でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2017年6月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2017年6月3日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

 

豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は0.7375-0.7400を上下して、21:30の米・雇用統計の時は0.7386でした。
発表直後に0.7386から0.7411まで急伸し、そこから一旦押して22:05に0.7401まで下げた後はドル売りの流れに乗って00:45の0.7443まで上昇が続きました。
その後は0.7440近辺でのこう着がひたすら続いて、0.7439でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は82.25-50での上下となり、21:30は82.29でした。
発表直後からドル円が下げ基調となったことに引っ張られて82.29から22:40には81.90まで下落しました。
その後は小幅戻して82.10-20での小動きがひたすら続いて、82.18でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤はジリ下げとなり16:00の1.0439から17:45には1.0407まで下落し、そこからは反転して20:25に1.0432まで上昇しましたが、再び押し戻されて21:30は1.0410でした。
発表直後に1.0388-1.0413で振った後23:05に1.0385まで下落しました。
その後は戻して1.0410近辺での小動きとなって、1.0405でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.40-55での小動きが続き、21:30の雇用統計の時は111.43でした。 発表直後に111.43から110.89まで急落し、更にドル売りと円買いの流れとなったため下げが続いて00:30には110.32まで下落しました。
その後はリバも弱く安値圏の110.35-55での小動きがひたすら続いて110.45でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

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