米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2021年10月9日)

 

 

2021年10月9日

 9月米雇用統計は非農業雇用者数が予想の50.0万人増を大幅に下回る19.4万人増、失業率は予想の5.1%より改善した4.8%、平均時給は前月比が上昇し前年同月比は予想と同じ結果でした。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後は非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことに反応してドルが売られて0.7305から0.7338まで上昇しましたが、失業率が予想を上回る結果だったことや11月のテーパリング開始が遅れるほど悪い内容ではないとの見方からドル買いとなり22:40には0.7298まで下落し、その後は0.7300-20での小動きが続いて、0.7308でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に81.67から81.84まで上昇し、その後はドル買い・円売りの流れとなったため上昇基調が続いて04:10には82.07まで上昇し、82.02でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0524-38で小幅に振った後は1.0525-50での小動きが続き、1.0542でNYクローズとなりました。

・ドル円は雇用統計発表直後は非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことに反応してドルが売られて111.51まで下落しましたが、失業率が予想を上回る結果だったことや11月のテーパリング開始が遅れるほど悪い内容ではないとの見方から反転するとドル買い・円売りの流れとなり02:10の112.24まで上げ続け、その後は112.13-25での小動きが続き、111.22でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2021年10月9日)の記事に載せています。
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豪ドル-ドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は16:30に0.7287まで下げた後はジリジリと戻して、21:30の米・雇用統計の時は0.7305でした。
発表直後は非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことに反応してドルが売られて0.7305から0.7338まで上昇しましたが、失業率が予想を上回る結果だったことや11月のテーパリング開始が遅れるほど悪い内容ではないとの見方からドル買いとなり22:40には0.7298まで下落しました。
その後は0.7300-20での小動きが続いて、0.7308でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は81.55-70での上下が続き、21:30は81.67でした。
発表直後に81.67から81.84まで上昇し、その後はドル買い・円売りの流れとなったため上昇基調が続いて04:10には82.07まで上昇し、82.02でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.0525-50での小動きが続き、21:30は1.0533でした。
発表直後に1.0524-38で小幅に振った後は1.0525-50での小動きが続き、1.0542でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は17:00に111.99まで上昇した後は押し戻されて21:30の雇用統計の時は111.79でした。
発表直後は非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことに反応してドルが売られて111.51まで下落しましたが、失業率が予想を上回る結果だったことや11月のテーパリング開始が遅れるほど悪い内容ではないとの見方から反転するとドル買い・円売りの流れとなり02:10の112.24まで上げ続け、その後は112.13-25での小動きが続き、111.22でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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