2019年9月7日
8月の米・雇用統計は非農業部門雇用者数は予想の15.8万人増を下回る13.0万人増、失業率は予想通りの3.7%、8月平均時給は前月比、前年同月比共に予想を上回る結果になりました。
また中国人民銀行が金融機関から強制的に資金を預かる預金準備率を9/16日付で0.50％引き下げると発表したため東京時間から豪ドル買いの流れが欧州・NYタイムでも続きました。
・豪ドル・ドルは中国人民銀行の預金準備率引き下げの発表で東京時間から続いていた豪ドル買いの流れが欧州時間に入っても引き継いで16：00の0.6825から19：20には0.6838まで上昇し、21：30の米・雇用統計の時は0.6835でした。
発表直後に0.6835から0.6847まで上昇し、更に豪ドル買いの流れが続いて00：30には0.6860まで上昇し、0.6848でNYクローズとなりました。
・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に72.93-73.22で振った後22：30には72.98まで下落しましたが、そこからは反転して00：30に73.27まで上昇し、その後は73.20近辺での小動きが続いて、73.22でNYクローズとなりました。
・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.0624-64で振った後は下げ出して22：50に1.0626まで下落し、その後は1.0635-55で上下して1.0651でNYクローズとなりました。
・ドル円は雇用統計発表直後に109.96から106.69まで急落し、そこからすぐに106.92まで戻しましたが、21：40から再び下げ出して22：40には106.62まで下落しました。
その後はNY株が堅調に推移していたこともありジリジリとした戻りが続いて05：10には106.94まで上昇し、106.91でNYクローズとなりました。
★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細（2019年9月7日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）
★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き（2019年9月7日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）
豪ドル－ドル（チャートは6：00時点）
・中国人民銀行が金融機関から強制的に資金を預かる預金準備率を9/16日付で0.50％引き下げると発表したため東京時間から続いていた豪ドル買いの流れが欧州時間に入っても引き継いで16：00の0.6825から19：20には0.6838まで上昇し、21：30の米・雇用統計の時は0.6835でした。
発表直後に0.6835から0.6847まで上昇し、更に豪ドル買いの流れが続いて00：30には0.6860まで上昇し、その後は0.6850を挟んだ小動きが続き、0.6848でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・ドル－5分足 右：豪ドル・ドル－1時間足
左：豪ドル・ドル－日足
豪ドル－円（チャートは6：00時点）
・欧州時間序盤はジリ上げとなり16：00の73.04から18：30に73.22まで上昇して21：30は73.08でした。
発表直後に72.93-73.22で振った後22：30には72.98まで下落しました。
そこからは反転して00：30に73.27まで上昇し、その後は73.20近辺での小動きが続いて、73.22でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・円－5分足 右：豪ドル・円－1時間足
左：豪ドル・円－日足
豪ドル－NZドル（チャートは6：00時点）
・欧州時間序盤はジリジリとした下げが続いて16：00の1.0669から20：00には1.0649まで下落し、21：30は1.0640でした。
発表直後に1.0624-64で振った後は下げ出して22：50に1.0626まで下落しました。
その後は1.0635-55で上下して1.0651でNYクローズとなりました。
左：豪ドル・NZドル－5分足 右：豪ドル・NZドル－1時間足
左：豪ドル・NZドル－日足
ドル円（チャートは6：00時点）
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は106.90-107.10での小動きが続き、21：30の雇用統計の時は106.96でした。
発表直後に109.96から106.69まで急落し、そこからすぐに106.92まで戻しましたが、21：40から再び下げ出して22：40には106.62まで下落しました。
その後はNY株が堅調に推移していたこともありジリジリとした戻りが続いて05：10には106.94まで上昇し、106.91でNYクローズとなりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
