米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2014年9月6日)

2014年9月6日

昨夜(9/5)21:30の雇用統計が予想外に悪化したことで、発表直後はドル売りになり豪ドル・ドルは0.94に接近しましたが伸びはなく押し戻されました。
ドル円が行って来いになったので、豪ドル・円も一旦下落したもののNYクローズにかけては発表前の水準に戻ってきました。
豪ドルよりもNZドルの上昇力が強かったため、直近で上昇を続けていた豪ドル・NZドルは下落しました。

今回の雇用統計は発表直後こそ動いたものの、ドル、円、ユーロが大きく動かなかったこともあり、NYクローズ時点からみれば小幅な動きとなりました。

 

結果
21:30 8月非農業部門雇用者数 予想:+23.0万人 結果:+14.2万人 (前回:+20.9万人 修正値:+21.2万人)
21:30 8月失業率 予想:6.1% 結果:6.1% (前回:6.2%)

 

 ★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2014年9月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年9月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

豪ドル-ドル(チャートは6時時点)
昨日の欧州時間はジリ上げとなり19:30には0.9370まで上昇し、その後は小幅下げて21:30の雇用統計発表時間は0.9352でした。
発表で0.9352から0.9397まで45pips急伸し、0.9376まで押し戻された後21:50には0.9399まで上昇しました。
その後は0.9370まで押し戻されて、0.9375近辺でこう着となり、0.9377でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:左:豪ドル・ドル-1時間足

 

 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは6時時点)
昨日の欧州時間はジリ上げとなり19:55には98.58まで上昇し、その後は98.50-55で上下していましたが、発表直前に下落し、発表時間は98.31でした。
発表で98.31から98.56まで25pips急伸し、しばらく98.45-60で上下していましたが、22:50から下げ始めて23:45には98.24まで下落しました。
しかし、そこからはドル円の上昇に引っ張られて豪ドル・円も上昇し、98.50近辺まで戻った後は98.50近辺で小動きとなり、98.54でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:左:豪ドル・円-1時間足

 

 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは6時時点)
昨日の欧州時間はジリ上げとなり17:30には1.1290まで上昇し、そこからは1.1285近辺で小動きとなり発表時間は1.1279でした。
発表で1.1279から1.1251まで28pips急落し、すぐに1.1272まで戻りましたが、再び下げ出して23:00には1.1245まで下落しました。
その後は1.1250-260で上下し、1.1254でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:左:豪ドル・NZドル-1時間足

 

 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは6:00時点)
昨日の欧州時間は105.15-30で上下し、雇用統計発表直前に105.00まで下落して21:30の発表時間になりました。
発表で105.00から104.64まで36pips急落しましたが、すぐに105.15まで戻り、再び下げて23:15には104.68まで下落したしました。
しかし、その後はジリ上げとなり1:50には105.08まで上昇した後は105.00-10で小動きとなって105.08でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足

 

 

左:ドル円-日足

 

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