FOMC直後のドルの動き(2025年12月11日)

 

2025年12月11日

・FOMCでは予想通りFFレートの誘導目標を3.75-4.00%から3.50-3.75%に0.25%利下げ、声明文で「米経済活動が緩やかなペースで拡大していることを示唆」「FF金利の目標レンジのさらなる調整の程度とタイミングを検討する際、FOMCは入ってくるデータ、進展する見通しおよびリスクのバランスを慎重に評価する」とし、準備預金残高が十分な水準まで減少したと判断し、準備金を恒常的に十分な水準に維持するために必要に応じて短期国債の購入を開始すると発表しました。
またFOMCメンバーの金利見通しでは、2026年と2027年は1回の利下げ予想が従前通り維持されて長期金利見通しも3.0%で据え置かれました。
パウエルFRB議長会見で「インフレ率は依然としてやや高い」「雇用の下振れリスクは最近高まっているようだ」「FRBは会合ごとに決定を下す」「FRBは経済の動向を見守る態勢にある」「1月FOMCまでに多くのデータが得られるだろう」などと述べました。

 

結果
3.75-4.00%から3.50-3.75%に0.25%の利下げ

★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文(2025年12月11日)の記事に載せています。

 

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・昨夜の欧州時間の18:50に156.88まで上昇した後はジリジリと下げ出して02:50には156.24まで下落し、04:00のFOMC声明の時は156.40でした。
発表直後に156.08-45で振った後04:40には156.67まで上昇しましたが、米・中長期金利の低下を受けてドル売りで05:10には155.79まで下落し、156.07でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間は1.1620-50での上下が続き、NYタイムに入ると小幅上げて04:00は1.1654でした。
発表直後に1.1641-74で振った後、ドル売りで05:10には1.1699まで上昇し、1.1693でNYクローズとなりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

米国10年債権利回り(チャートは7:00時点)
・FOMCでバランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針が決まったことで債権が買われて利回りは低下し、4.155%NYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   48,057.75(+497.46)△1.05%
NASDAQ   23,654.16(+77.67)△0.33%
・FOMC後のパウエルFRB議長会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」「インフレリスクは上方向に傾いている」「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」と述べてタカ派でない姿勢を示したことやバランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針を示したことで株が買われてダウは一時630ドル超上昇して497高、ナスは0.33%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA