FOMC直後のドルの動き(2026年4月30日)

 

2026年4月30日

・FOMCでは予想通りFFレートの誘導目標を予想通り3.50-3.75%で据え置きでしたが、FOMC声明でインフレについて「高まっている」とし、前回の「いくぶん高まったまま」からタカ派的な表現になりました。
また「トランプ米大統領はイランの提案を拒否し封鎖継続を表明」「イランが行動を起こさなければトランプ米大統領は軍事行動を検討」との報道が伝わるとホルムズ海峡の正常化には時間がかかるとの思惑で原油先物価格上昇、米長期金利上昇、株売りの流れとなりました。

 

結果
3.50-3.75%で据え置き

★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文(2026年4月30日)の記事に載せています。

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
・「トランプ米大統領はイランの提案を拒否し封鎖継続を表明」「イランが行動を起こさなければトランプ米大統領は軍事行動を検討」との報道が伝わるとホルムズ海峡の正常化には時間がかかるとの思惑で原油先物価格の上昇と共に米長期金利も上昇してドルが買われ、また昨日の日銀金融政策決定会合後の植田和男総裁の発言を受けて日銀の早期利上げ期待が後退するなか円も売られて欧州時間から上昇が続き、17:00の159.67から2:10には160.35まで上昇し、03:00のFOMC声明の時は160.18でした。
発表直後に160.16-39で小幅に振った後、再び上げ出して160.45でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

ユーロドル(チャートは6:00時点)
・欧州時間序盤は1.1680-1.1710で上下し、NYタイムに入るとFOMC声明発表後に1.1661まで下落し、1.1673でNYクローズとなりました。

左:ユロドル-5分足 右:ユロドル-1時間足
 

左:ユロドル-日足

 

米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
・トランプ大統領がイランの提案を拒否してイランの港湾封鎖を続ける方針を明らかにしたとの報道を受けてホルムズ海峡の正常化には時間がかかるとの思惑で原油先物価格が上昇してインフレへの懸念から債券が売られて利回りは上昇し、FOMC声明を受けて当面は利下げを見送る可能性への観測から更に債券が売られて利回りは上昇し、4.432%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW   48,861.81(-280.12)
NASDAQ   24,673.24(+9.44)
・昨日のNY株はFOMCでは予想通り政策金利を3.50~3.75%で据え置きでしたが、3人が政策金利の据え置きに賛成する一方で声明文に緩和方向の姿勢を示す文言を残すことに反対し、追加利下げに慎重な見方があることを示唆したことで金利が上昇したことやトランプ大統領がイランの提案を拒否してイランの港湾封鎖を続ける方針を明らかにしたとの報道を受けてホルムズ海峡の正常化には時間がかかるとの思惑で原油先物価格が上昇してインフレへの懸念から株が売られてダウは一時400ドル超の下落となりダウは$280安、ナスは引けにかけて戻して0.04%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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