オーストラリア雇用統計発表後の豪ドルの動き(2025年7月17日)

 

 

2025年7月17日

 本日9:30にオーストラリアの9月雇用統計の発表があり、新規雇用者数は予想の2.00万人増を下回る0.20万人増、失業率は予想の4.1%から悪化した4.3%でした。

結果
10:30 6月新規雇用者数 予想:+2.00万人 結果:+0.20万人 (前回:-0.25万人 修正値:-0.11万人)
10:30 6月失業率 予想:4.1% 結果:4.3% (前回:4.1%)

 

 

豪ドル-ドル(チャートは16:00時点)
・欧州時間は0.6515-30での小動きが続いていましたが、22:30から下げ出して23:30には0.6494まで下落しました。
23:50に「トランプ米大統領は共和党議員らとの会合でパウエルFRB議長の解任を打診した」との報道やホワイトハウス高官が「トランプ米大統領はパウエル氏を近く解任する可能性が高い」と発言したと伝わると金融政策の混乱への懸念からドルが売られて00:30には0.6553まで上昇しましたが、トランプ米大統領が「パウエルFRB議長を解任する計画はない」「パウエル氏解任の可能性は極めて低い」などと発言したためドルが買い戻されて00:50には0.6512まで下落し、0.6527でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると0.6520近辺での小動きが続き、10:30の豪・雇用統計の時は0.6513でした。
発表直後に0.6513から0.6489まで下落し、そこから更に豪ドル売りで12:00には0.6472まで下落しました。
その後は小幅戻して14:40には0.6495まで上昇しましたが、再び下げ出して0.6470で15時半となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは16:00時点)
・欧州時間は96.85-97.20で上下し、22:50から下げ出して00:10には96.09まで下落しました。
その後は96.30-70で上下し、96.53でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8:40から円売りで上げ出して10:00には96.77まで上昇し、10:30は96.68でした。
発表後から豪ドルが売られて12:00には96.10まで下落しました。
その後は小幅戻して12:40には96.39まで上昇し、96.25で15時半となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは16:00時点)
・欧州・NYタイムを通して1.0960-90での上下がひたすら続いて、1.0974でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0955-80で上下し、10:30は1.0969でした。
発表後から豪ドルが売られて11:10には1.0936まで下落しました。
その後は1.0940-50でのこう着が続き、1.0940で15時半となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは16:00時点)
・「欧州時間は148.45-95で上下していましたが、23:50に「トランプ米大統領は共和党議員らとの会合でパウエルFRB議長の解任を打診した」との報道やホワイトハウス高官が「トランプ米大統領はパウエル氏を近く解任する可能性が高い」と発言したと伝わると金融政策の混乱への懸念からドルが売られて00:30には146.90まで急落しました。
しかしトランプ米大統領が「パウエルFRB議長を解任する計画はない」「パウエル氏解任の可能性は極めて低い」などと発言したためドルが買い戻されて01:00には148.37まで戻し、147.88でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8:30から円売りでジリジリと上げ出して12:40には148.66まで上昇し、その後は148.50近辺での小動きが続いて、148.73で15時半となりました。

左:ドル・円-5分足 右:ドル・円-1時間足
 

左:ドル・円-日足

 

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