豪・RBA政策金利発表後の豪ドルの動き(2025年5月20日)

 

 

2025年00月00日

12:30に発表された政策金利は予想通り0.25%引き下げの3.85%でした。
RBA声明の「インフレ率は目標レンジ内にあり、国際情勢が経済の重しとなることが予想されるため、上振れリスクは減少している」「インフレ率は大幅に低下している」などに反応して豪3年債利回りが低下したことで豪ドル売りの流れとなりました。

結果
13:30 RBAキャッシュターゲット 予想:3.85% 結果:3.85% (前回:4.10%)

 

豪ドル-ドル(チャートは16:00時点)
・欧州時間は時間外のダウ先物や米国債が下落したことでドルが売られて17:00の0.6425から00:40には0.6464まで上昇し、その後は0.6450近辺での小動きが続いて、0.6457でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリジリと下げ出して11:50には0.6439まで下落し、13:30の政策金利の時は0.6442でした。
発表直後に0.6442から0.6424まで下落し、RBA声明の「インフレ率は目標レンジ内にあり、国際情勢が経済の重しとなることが予想されるため、上振れリスクは減少している」「インフレ率は大幅に低下している」などに反応して豪3年債利回りが低下したことで豪ドルが売られて14:50には0.6407まで下落し、0.6421で15時半となりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは16:00時点)
・欧州時間は豪ドル・ドルの上昇に引っ張られて17:00の93.07から00:40には93.68まで上昇し、93.55でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると円売りで9:20に93.84まで上昇しましたが、加藤財務相が「ベッセント米財務長官との会談で、為替含め2カ国間の諸問題を議論する」と述べたことで円が買われて11:20には93.26まで下落しました。
11:50に5/23に開催予定の日米関税交渉にベッセント米財務長官が欠席の見通しとの報道を受けて円売りで93.57まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて13:30は93.29でした。
発表直後に93.29から92.99まで下落し、その後も豪ドル売りと円買いで14:50には92.52まで下落し、92.77で15時半となりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは16:00時点)
・欧州時間は1.0900近辺での小動きが続き、NYタイムに入ると1.0880-1.0900での小動きが続き、1.0887でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると1.0870-95での小動きが続き、13:30は1.0882でした。
発表直後に豪ドル売りで1.0882から1.0858まで下落し、RBA声明の「インフレ率は目標レンジ内にあり、国際情勢が経済の重しとなることが予想されるため、上振れリスクは減少している」「インフレ率は大幅に低下している」などに反応して豪3年債利回りが低下したことで豪ドルが売られて14:50 で15時半となりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは16:00時点)
・欧州・NYタイムは前週末に米格付け会社ムーディーズが米国の格付けを引き下げたことで上値の重い展開が続き、144.60-145.25での上下が続いて、144.87でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると日経の上昇と共に円売りで9:20に145.51まで上昇しましたが、加藤財務相が「ベッセント米財務長官との会談で、為替含め2カ国間の諸問題を議論する」と述べたことで円が買われて10:20には144.72まで下落しました。
11:50に5/23に開催予定の日米関税交渉にベッセント米財務長官が欠席の見通しとの報道を受けて円売りで145.29まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて13:00には144.75まで下落しました。
その後は豪ドル売りで14:40には1.0832まで下落し、1.0847で15時半となりました。

左:ドル・円-5分足 右:ドル・円-1時間足
 

左:ドル・円-日足

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA