米雇用統計発表後の豪ドルの動き(2025年2月8日)

 

 

2025年2月8日

 1月米・雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の17.0万人増を下回る14.3万人増、失業率は予想の4.0%から改善した4.0%、平均時給は前月比・前年同月比共に予想を上回る結果でした。
トランプ米大統領が早ければ本日7日、米国への輸入品に輸出国と同じ関税率を課す「相互関税」の導入計画を発表するとの一部報道が伝わり、株売り、ドル売り、円買いの流れになりました。

・豪ドル・ドルは米・雇用統計発表直後に0.6265-0.6300で振り、トランプ米大統領が早ければ本日7日、米国への輸入品に輸出国と同じ関税率を課す「相互関税」の導入計画を発表するとの一部報道が伝わるとインフレ再燃への警戒感からドルが買われて02:10には0.6253まで下落し、0.6269でNYクローズとなりました。

・豪ドル・円は米・雇用統計発表直後に95.28-59で振った後、NYタイムに入ると円買いで下げ出して01:40には94.48まで下落しました。その後03:10に95.18まで戻し、94.95でNYクローズとなりました。

・豪ドル・NZドルは米・雇用統計発表直後に1.1046-73で振った後、ジリジリと上げ出して00:50には1.1091まで上昇しました。その後は1.1075-90での小動きが続き、1.1082でNYクローズとなりました。

・ドル円は米・雇用統計発表直後に151.24-152.42で大きく振り、NYタイムに入るとNY株が軟調に推移していたためリスク回避の円買いが強まり01:45には150.93まで下落し、その後02:15に151.83まで戻した後は151.20-75で上下し、151.44でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計直後のドルの動きは、米雇用統計発表後のドルの動き(2025年2月8日)の記事に載せています。

 

 

豪ドル-ドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は0.6270-0.6300で上下し、22:30の米・雇用統計の時は0.6278でした。
発表直後に0.6265-0.6300で振り、トランプ米大統領が早ければ本日7日、米国への輸入品に輸出国と同じ関税率を課す「相互関税」の導入計画を発表するとの一部報道が伝わるとインフレ再燃への警戒感からドルが買われて02:10には0.6253まで下落し、0.6269でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・ドル-5分足 右:豪ドル・ドル-1時間足
 

左:豪ドル・ドル-日足

 

豪ドル-円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は95.20-70で上下し、22:30は95.49でした。
発表直後に95.28-59で振った後、NYタイムに入ると円買いで下げ出して01:40には94.48まで下落しました。その後03:10に95.18まで戻し、94.95でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・円-5分足 右:豪ドル・円-1時間足
 

左:豪ドル・円-日足

 

豪ドル-NZドル(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は1.1070近辺での小動きが続き、22:30は1.1065でした。
発表直後に1.1046-73で振った後、ジリジリと上げ出して00:50には1.1091まで上昇しました。その後は1.1075-90での小動きが続き、1.1082でNYクローズとなりました。

左:豪ドル・NZドル-5分足 右:豪ドル・NZドル-1時間足
 

左:豪ドル・NZドル-日足

 

ドル円(チャートは7:00時点)
・欧州時間序盤は151.70-152.30で上下し、22:30の雇用統計の時は152.06でした。
発表直後に151.24-152.42で大きく振り、NYタイムに入るとNY株が軟調に推移していたためリスク回避の円買いが強まり01:45には150.93まで下落しました。
その後02:15に151.83まで戻した後は151.20-75で上下し、151.44でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

 

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